GNU GPL(グヌージーピーエル)
単にGPLとも。
GNU General Public Licenseの略称で、GNUが推進する真に自由なソフトウェアに適用されるべきライセンス形態のことを言う。
日本語ではGNU 一般公衆利用許諾契約書と訳され、その名称から、ソフトウェア作者と利用者との間で交わされるライセンス契約のひとつであることがわかるだろう。
基本的には、第0の自由からはじまる5つの自由を約束するライセンス形態のことで、
0.ソフトウェアは必ずソースプログラムが入手できるようにすること。
1.ソフトウェアの使用、複製、変更、頒布したり、新しいフリーソフトウェアの一部として利用することを制限しないこと。
2.変更、改良されたソフトウェアは同じくGNU GPLに従って頒布されること。
3.プログラムの全部あるいは一部を用いて作られたソフトウェアはGNU GPLに従って頒布されること
4.ソフトウェアは無保証であり、そのソフトウェアが原因でトラブルが生じても作者に責任はないこと。
が柱となっている。特に厄介なのが第2条と第3条で、
第2条に関してはLinuxなどGNU GPLの適用されたソフトウェアを自社製品のベースシステムとして採用した場合、
改変した部分(例えば、自社の特殊な製品に適合させるためにチューンした部分)なども含めてオープンにしなければならないため、
たびたび訴訟問題煮まで発展している。エレコムの、Linuxは二度と使わない発言は、この第2条に端を発するものである。
第3条に関してはGPL汚染という言葉で知られており、特にオープンソースの利用が盛んになってきた昨今問題視されている。詳しくはGPL汚染の項を参照。
GNU GPLは、良くも悪くも、ライセンスの大切さを教えてくれるライセンスであるといえる。
[類] GNU LGPL