プログラミング言語D†
はじめに†
D言語使いには度重なる仕様変更でも気持よくなっちゃうドMの精神が求められます
言語の特徴†
- C言語の後継を目指して作られた言語
- ネイティブ出力
- コンパイル速度は速め
- GCがある
- マルチプラットフォーム(Windows、Linux(64bitにも対応)、Mac OS X)
バージョンの違い†
現在Dには2つのバージョンが存在する
- D1
- 安定版で、仕様が変更されることはもうない
クロージャがまともに使えないが、バグじゃなく仕様なので直らない
- D2
- 開発版で、仕様がころころ変わる
世界中のドMたちがこちらを使ってるのでD1は廃れていっている模様
- D3
- 2009年の11月に仕様が固まる予定(2011年2月現在)
コンパイラのダウンロード†
ここではD2を使うことにします
- 公式からdmd.2*.zip(2.052ならdmd.2052.zip)をダウンロード
- Ubuntuとかならパッケージからインストール可能
- 自由なフォルダ(ここではC:\とします)に展開
- C:\dmd2\binにパス通してdmdとコマンドを打てばバージョン情報が表示される
動作チェック†
IDE(Visual D)を使う†
いろいろなIDEがあるけど、ここではVisual Dを使うことにする
Visual Dを使うと、Visual StudioでDのプロジェクトが扱えるようになる
Visual Studioを持っていなくてもVisual Studio Shellが無料で使える
- 公式からインストーラをダウンロード、インストール
- VSを起動し、ツール→オプション→プロジェクトおよびソリューション→Visual D Settings でコンパイラのディレクトリ(C:\dmd2など)を指定する
- コンパイルオプションはプロジェクトのプロパティで変更可能
- ファイル→新規作成→プロジェクト にD言語が追加されているのでConsole Applicationを選択
- ソリューションエクスプローラからmain.dを開けばサンプルプログラムが書かれている
Visual Dの機能†
- 色分けはもちろん、オートインデントやブロックの折りたたみ、変数名の補完にも対応している
- Phobos(標準ライブラリ)の関数なら「定義へ移動」もできるし、パラメータ情報も利用できる
- ブレークポイントも使えるし、変数の中身も覗ける。これはかなり嬉しい
リンク†
参考サイト†